好転反応とは?

好転反応
好転反応

好転反応とは

『ある一定の期間に、治療を行う段階でカラダに現れる様々な反応のこと』を言います。(初めて施術を受けたり、お久しぶりに受けたりした時に)

施術を受けた当日~数日後にカラダが重ダルかったり、施術を受ける前より痛みを感じやすいこともあります。

いわゆる、慢性化した症状が自然治癒力によって一時的に強くなって出てくる反応のことを指します。(※自然治癒力とは、カラダがカラダを治そうと良くしようと必死に頑張る活動反応のこと)

副作用との違い

好転反応は、薬の副作用とは全くの別物です。例えば、副作用では、抗生物質や座薬などを体内に入れると、胃への負担が生じて荒れてしまうことで吐き気やダルさを伴うことがあります。それは、元々は健康であった部位に負担が生じてしまった証拠です。それとは逆に、『好転反応』とは負担があった部位に自然治癒力が働くことにより、一時的に全身に反応が出てくることを指します。

好転反応が出やすい人

①症状が重い方②薬を服用されている方③お酒を飲まれる方④煙草を吸われる方⑤食品添加物や加工食品を普段からよく食べる方⑤動物性たんぱく質の多い食事をされる方など

揉み返しとの違いについて

揉み返しは簡単に言うと「軽い打撲」のことです。硬い箇所を、指で強圧(強く押すこと)したり揉み込みすぎた場合に出やすく、カラダが重だるくなるだけではなく、押された箇所は打撲のように痛みます。この反応は、カラダにとって良いものではなく、ただ単に筋肉がダメージを受けてしまった状態になります。個人差はありますが、症状を改善する目的でない施術の場合に起こりやすい傾向があります。

※当院で行う治療は、押したり揉んだりせずに、軽く抑えて筋膜を伸ばすような施術ですので、揉み返しは一切起こりません。が、しかし、筋膜痛は起こる場合があります。筋膜痛は普段使用しない筋肉を伸ばすことによって起こる筋肉痛のような現象のことを指します。

好転反応の段階について

①弛緩反応(しかんはんのう)

主な症状:だるい、眠い、倦怠感

②過敏反応(かびんはんのう)

主な症状:便秘、下痢、痛み、腫れ、発汗

③排泄反応(はいせつはんのう)

主な症状:発熱、吹き出物、発疹、目やに過多、尿便の色の変化

④回復反応(かいふくはんのう)

主な症状:発熱、痛み、吐き気、腹痛、動悸、だるさ

上記の症状は主に自立神経のバランス変換によるものがほとんどです。(交感神経=日中に働く神経、副交感神経=就寝時に働く神経)ですので、とくに、心配はいりませんが、「控えること」と「行うこと」が大事です。

例えば・・・

お酒を控える、煙草を控える、脂っこいものを控える、お菓子を控える

逆に・・・

睡眠をしっかりととる、胃に優しい食事を心がける、半身浴を行う、水分をしっかりと摂取する

といったことがとても大事な時期になります。

それでも、症状が治まらない場合は、当院へご相談ください。

 

 

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